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「校内の教室以外の居場所」(校内教育支援センター)

様々な理由で教室に入れない子どもが、校内で安心して過ごせる居場所。

校内の教室以外の居場所の写真

校内の教室以外の居場所(校内教育支援センター)は令和7年度現在、中学校110校(夜間中学校を除く全校)、小学校5校で開校しています。部屋名は学校ごとに異なります。(例:スマイルルーム、ひだまりルーム、ほっとルームなど)
 
対象者は、開設している学校において、在籍児童生徒本人の希望に基づき、保護者・学校と相談して決めています。

登校する日や、登校時刻、活動内容等は、生徒の希望に合わせて、保護者・学校と相談しながら決めています。

多くの学校では、居場所の部屋を「学習空間」と「リラックス空間」に分けており、居場所に通う生徒は、担当教員の見守り・指導のもと、自ら立てた計画に沿って学びを進めています。

「学習空間」では、授業で活用する学習教材やプリント、補助教材に取り組んでいたり、タブレットパソコンを活用して民間オンライン学習プログラムやAIドリルに取り組んでいます。

「リラックス空間」では、読書をしたり、ボードゲームやトランプなどグループでの活動に取り組んだりして過ごしている児童生徒もいます。

また、児童生徒に応じて、居場所の担当教員やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーが、ソーシャルスキルトレーニングを行い、コミュニケーション力を高め、良好な対人関係を築くことができるようにする取組を行っている学校もあります。

居場所に通う児童生徒からは、「居場所があったおかげで学校に来ることができた。」、「安心して過ごすことができ、居場所の教室があってよかった。」、「居場所の中で友だちと話せたり、自分の決めたことができて楽しい。」などの声が聞こえています。

教室以外の安心して過ごせる居場所で学んだり生活したりしませんか。
学校に通いにくかったり、教室に入りにくかったりする方は、学校に相談してみてください。

詳しくはこちら

日時・利用方法

・開設日、開設時間、利用方法は、在籍している学校にご相談ください。

 団体紹介

団体名 名古屋市教育委員会 新しい学校づくり推進部新しい学校づくり推進課 
活動内容 教育委員会では、教室に入れない子どもが安心して学校生活を送ることができるよう、余裕教室等を活用して、担当教員が子ども一人一人の状況に応じて生活や学びを支援する、校内の教室以外の居場所づくりを推進しています。